面接指導で伝えたいこと

面接は難しいもの!?

面接のための講演や、面接指導に行くと、子どもたちは真剣な表情で聞いてくれます。

特に、実際の面接が差し迫った時の子どもたちの表情は、真剣そのもので、どこかしらに「不安」が見えます。

確かに、面接は、子どもだけでなく、大人になっても、緊張する場面です。しかし、「不安」は、面接の場面でも人生そのものにもプラスに働くことはありません。

不安から自信をなくしていくことに繋がるからです。

子どもたちと話してみると、「面接は難しいもの」という意識が強いようです。

まず、面接マナー(入室、お辞儀、座り方、退室)だけで、普段と違うことをしなくてはいけないと思っています。

そして、どんな質問をされるかを想定して、答えを考えて、それを覚えようとします。

緊張する場面で、いつもと違うことをやるなんて、それは不安でしょう。難しいと感じるもの無理はありませんよね。

面接指導で伝えたいこと

私が面接のための講演、面接指導に行った時に、伝えるのは、面接は難しいものではないということだけ。

①面接マナーは相手を大切に思う気持ちを伝えるもの

面接マナーは、相手を大切にする気持ちだけ忘れないようにと伝えています。

明るい表情、正しい姿勢、相手の目を見ること、聞こえやすい声、話し方・・・相手を大切にすれば、自然にできることばかりです。

覚えた形をそのままやろうとするから、緊張してしまうし、間違えた時に、頭が真っ白になってしまうのです。

ノックの数が2回だからって、「どうぞ」と言われる前に座ったからって、それだけで、不合格になるでしょうか?

もちろん、マナーを教えることが大切です。しかし、形にこだわりすぎて、本当に大切なことを忘れてしまっては、本末転倒ですよね。

②面接は、自分を表現する場所

質問されそうなことの答えを考えることは、自分自身や今までの自分の人生を振り返るいい機会です。

自分のいいところや、好きなこと、得意なこと、やりたいこと・・・等を見つけるチャンスでもあります。

しかし、それを作文してしまうと、その瞬間に、覚えようとしてしまうのが難点。自分の言葉で話せなくなってしまいます。

せっかくいいものを持っていても、自分の言葉で表現しなければ、伝わりません。

だから、面接練習という改まった場だけでなく、休み時間や昼食等のリラックスした時間に、「どうして、◯◯高校に行こうと思ったの?」「中学校生活で、1番面白かったことはなに?」「◯◯君のいいところって△△だと思うんだけど、どう思う?」・・・なんて、いろいろ聞いてあげてください。

その時は、きっと自分の言葉で話せるはずです。

答えを考えて覚えるのではなく、普段から自分について考える習慣をつけることが大切です。

面接指導って、人生そのものに繋がる指導なので、直前にやるものではなく、学校生活全体で行うものだと思っています。

・相手を大切に思うこと。

・自分について、自分の人生について考えること。

これが、本当の面接指導!!

とはいえ、面接直前の子どもたちには、とにかく安心感を与えてあげること。

それにつきると思います。

安心して、リラックスした状態が、1番、自分を表現できるはずだから・・・。

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