何のための役割分担?

組織&個人 双方のための役割分担

組織の中では、様々な役割分担をしていることでしょう。部署ごと、個人ごと、様々な役割があるはずです。

また、役割分担をすることで、個性を生かせる、責任感が生まれる、やりがいを感じられることもあるでしょう。

人は、「誰かがやってくれるだろう」という意識では、自ら考えて、積極的に行動することが難しくなるからです。

しかし、「自分の仕事はしっかりやる」「相手の仕事は相手がしっかりやるはず」と、組織の目的意識が薄れ、共働意識を失ってしまっては、本末転倒。

会社には、何のために存在するのか、社会に何を与えるために存在しているのか・・・等、組織目的・ビジョンがあります。

組織目的・ビジョンがあれば、どんな問題が起こっても、そのビジョンに沿って、対応策を考えればいいはずです。

私が、大変お世話になっている某旅行会社の社長さんには、明確な組織ビジョンがあり、全社員に浸透しています。

そして、何か問題が起こった時には、「正しいか、正しくないか」を基準に、社員の判断で対応することになっているそうです。

そのために、会社が金銭的な損害を受けることもありますが、それが「正しい」のであれば、全くお咎めはないそうです。

本当に、全社員が、まさに、全員、イキイキと楽しそうに働き、成果をあげている姿が印象的な、素晴らしい会社です。

組織ビジョンの共有、浸透の理想的な姿です。

仕事の目的を忘れてしまった役割分担

先日、講演会場へ行く時に、事故により、電車は大幅な時間の遅れ、運行停止となっており、ある駅で、私も1時間程、足止めされていました。

講演会場までは、その電車で10分程度。講演開始時刻まで、あと1時間半。

まだ、余裕はありましたが、その後も、電車は動くか動かないか分からないとのことでしたし、位置関係が分からないので、タクシーでどれくらいかかるのか等、指示を仰ごうと、代理店(講演先と私を繋いでくださっている会社)に電話をしました。

事情を話し、担当の◯◯さんと連絡をとりたい旨を伝えると・・・

「◯◯は外出しておりまして、私は部署も違うので、連絡とれません。」との返事。

え〜???と思いつつ、電話番号が間違えたのかと、一旦電話を置きましたが・・・やはり番号はあっている・・・携帯番号を教えられないという意味だったのかな・・・◯◯さんから連絡いただけるようにお願いしよう・・・と、気を取り直して、もう一度、電話をしました。

多分、また、同じ方が出て、

「部署が違うので、連絡とれません」

「講演時間が迫っているので、なんとか◯◯さんと連絡を取りたいので、お願いします」

「時間がかかるかもしれませんよ」

「お願いします。△△駅までは来ておりますとお伝えください。」

「内容を言われても・・・。◯◯に言ってください」

私の仕事ではないから・・・ということなのでしょう。電話からも不機嫌さが見えるようでした。

電話を切って、数分で、担当者の方から電話がありました。

「連絡とれるじゃん!!」と、思わず悪態をついてしまいそうなくらい、すぐに電話がありました。

研修・講演の代理店であれば、当然、今回のような、交通事情による対策が必要なことはあり得るでしょう。

また、講演開始時刻に講師が到着していなかったら、会社にとって、信頼の損失のはずです。

組織の存在意義とは?

今回の件は、たまたま電話に出た方だけの問題なのか、社内で対応策がなされていなかったのかは不明ですが、「自分の仕事だけやっていればいい」という意識では、成果はあがりませんし、組織の損害に繋がることすらあります。

組織ビジョン、組織目標の共有の大切さは、知られていることではありますが、経営者、管理職、リーダーが思っている以上に、浸透していないかもしれません。

会社が目指していることは何なのか・・・が伝わっているか、目指していることに沿った事業展開できているかを、もう1度、振り返ってみる必要がありそうですね。

 

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