子どもたちの幸せな就職のために親ができること

3e70cc800ae620e8c85fb9080b2f5404_s

やる気がないわけではない!知識・経験が足りないだけ!

先日、いい会社に就職してほしいお父さんお母さんへで、就職活動をする子どもたちへ親だからこそ伝えらえることがあるはずですとお話しました。

今日は、最近、就活生の保護者向けの講演が続いていることもあり、今日は、就活中のお父さん、お母さんのお話を聞いていて、1番気になることを、お話します。

私も、親として、お父さん、お母さんの思いには、そうだよね、心配だよね・・・と、とっても共感します。

しかし、企業の悩み、学生の様子を見ながら、感じることから、入社した後に、「こんなはずじゃなかった・・・」とならないために、親が、どんなことを意識したら、子どもたちが、幸せな就職をすることができるのか、私なりに考えてみました。

実際に、採用した後に、企業から聞く悩みとして、下記のようなことが、よく聞かれます。

・やる気がない

・言われたことしかできない

・コミュニケーションがとれない

・すぐに辞めてしまう

しかし、学生と話していると、本当に「やる気がない」と感じるのは、ごく1部です。

ほとんどの学生が、がんばりたい、自分の力を生かしたい・・・と思っているものの、自分の良さが分からない、自信がない、自分にできるのか不安、将来どうなるか心配・・・など、経験値の低さのせいで、積極的に行動できないような印象です。

就職までに、時間のあるお父さん、お母さんは、子どもたちが、いろいろな経験ができる機会、挑戦できる環境をつくってあげることは大切なことだと思います。

しかし、今、まさに就活中で・・・という場合には、今から、経験できることは限られているので、大切にすべきは、やはり、コミュニケーションではないでしょうか。

お父さん、お母さん、働くことを楽しんでいますか?

私が考える大切なことの第1位は、学生に「大人になるって楽しそう!早く働きたい!」という気持ちにさせることです。

学生と話していると、社会人になることを、すご〜くネガティブに捉えている人が多いな〜と感じます。

社会人になると、自由がなくなる。

社会人になると、嫌な人にもいい顔しなきゃいけない。

社会人になると、満員電車で毎日、通勤しなきゃいけない。

・・・等

お父さん、お母さん、「働くって、大変だよ〜」「働くってことは、我慢してお金をもらうことだよ〜」と、言葉にしないまでも、態度で表していませんか?

社会人と触れ合う機会の少ない、経験値の低い学生にとって、お父さん、お母さんは、1番身近な社会人です。

お父さん、お母さんが、働くことにネガティブな姿勢であれば、子どもたちは、「働くって、嫌なこと」という考え方をもつのは、当然でしょう。

もちろん、働き始めたら、自分の思い通りにならないことも、たくさんあることを伝えることも大切です。

しかし、思い通りにならないことをしてまで、やるべき理由は何なのか、思い通りにならないことがある中で、人と協力して達成できたときに、得られるものは何なのか・・・「働くこと」でしか得られない喜び、楽しみ、達成感、幸福感を伝えてあげることは、これから就職しようとする学生にとって、大きな希望です。

お父さん、お母さんが経験したきた中での失敗談、成功談は、「社会人って、辛いこともあるみたいだけど、楽しいこともありそうだな〜」と、入社後の将来をイメージするのに、役立ちます。

そして、入社後、壁にぶつかった時にも、できないのは自分だけじゃない、失敗しても成長できる・・・と考えられ「こんなはずじゃなかった・・・辞めちゃおう!」と安直に考えることが少なくなるのではないでしょうか。

「大企業でなければ!」と考えるお父さん、お母さんへ

頑として、「大企業でなければ、有名企業でなければ!」というお父さん、お母さんも多いですね〜。

しかし「大企業に就職したから、幸せな毎日が待っている」というのは、完全に間違った思い込みです。中小企業ならではの良さも、必ずあります。

私は、決して、中小企業への就職を勧めているわけではありませんし、大企業に就職するメリットというものが存在することは、確かにあると思っています。

特に、私はバブル全盛期に就職した年代なので、企業のブランド力には敏感でした(笑)

しかし、大企業狙いであったものの、残念ながら、中小企業に就職せざるを得なかった時、子どもたちは、どんな気持ちで働くでしょうか?

まず、入社時から、「大企業に入社できなかった私」として働き始めます。そして、問題が起こるたびに、大企業だったら、こんなことはないはずだ、すべては、中小企業だからだ・・・と、すべてを環境のせいにして働く可能性が高くなります。そして、「こんな中小企業、辞めよう」となってしまいます。

最近の学生は、親の言うことを、素直に聞く傾向にあります。

なので、お父さん、お母さんが、「大企業!!」となれば、大企業を目指すでしょう。しかし、それだけでは、人生をイメージしているとはいえませんよね。

入社はゴールじゃない!

本人が、本人なりの理由で、決めたのであれば、大企業でも中小企業でも、どちらでもいいはずです。

自分で決めた!という気持ちが大切なのです。

親は、必要だと思う知識、環境を整えてあげたら、あとは見守るだけ・・・

「見守る」って、就活生に関わらず、親にとって難しいことですよね。私も、毎日、手を出し、口を出したくなってしまいます(汗)

しかし、子どもが困って、悩んで、考えることが、子どもの幸せに繋がると考えたら、我慢できます(笑)

ゴールは入社じゃない!入社してからが、社会人としての長い人生の始まりです。

自分で決めたことには、脳はしっかりと動いてくれるから・・・。

親が言ったから・・・

中小企業だから・・・

学校の先生がいいって言ったから・・・

そんな言い訳をさせず、自分の人生に責任をもった社会人になってほしいな〜と、心から願っています。
社員研修・教育講演・セミナーのお問い合わせは・・・ お問合せ

 

 

 

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

ページ上部へ戻る