子どもたちが勉強するべき理由とは?

お父さん、お母さん、先生、なぜ勉強しなければいけないのか・・・答えられますか?

中学3年生の息子、只今、テスト週間中です。

親としては、受験生だし、もっとガツガツやってもいいのでは・・と思いますが、何だかのんびりした様子です(笑)

そんな息子に、昨夜「なんで勉強してると思う?」と問いかけてみました。

「そりゃ、高校に入るためでしょ!?」

そっか、そうだよね、そう思うよね・・・

「高校行くために、勉強してるの?しなかったらどうなるの?」と聞くと、

「高校に行けなくなって、困る。」

そっか、そうだよね、そう思うよね・・・

「でもさ、今やっている勉強って、将来、役に立つよね〜」と言うと、

「いらんだろ。」

そっか、そうだよね、そう思うよね・・・

何となく釈然としない気分。

学校の勉強は、大人になったら役に立たない?

確かに、私が、中学校の英語教員だった時も、「将来、外国にはいかないから、英語なんてしゃべれなくても困らない。」という子どもたちに、たくさん出会いました。

その時に、なぜ勉強しなくてはいけないのか、私なりに考えました。

社会で役に立たないと思っている勉強を、子どもに勧めるよりも、自分なりに理由があって勧めたほうが、説得力があるし、どう指導すべきかも見えてくるからです。

世のお父さん、お母さんも、口にはしないまでも、心の中で、「だよね〜、英語しぇべれたらいいな〜と思うことはあっても、今はスマホが翻訳してくれるし、困らないよね・・・」「数学なんて、四則演算ができれば、普段の生活では十分」だなんて、思っていませんか?

小さな声でしか言えませんが、私は、高校時代、微分積分の問題を、問題としては、解けていたにも関わらず、あれは、何をしているのか、何のためにしているのか理解しないまま、卒業しました(恥)

だから、正直、数学なんて・・・という思いを、少なからず持っていたことは事実です。

しかし、先日、理系工学系の学校に通っている高校2年生の息子は、「微分積分がなかったら、世の中、回っていかないと思うよ。何でも、微分積分が必要」と言っていました(驚)

何に必要なのかは、未だ私には不明ですが、必要な世界もあるということですよね。

なぜ、勉強しなければならないのか?

シンプルに・・・社会に出た時に必要な力を身につけるため。

まず、1つ目の理由としては、やるべきことはやる・・・という習慣づくり。

社会にでた時、好きなこと、やりたいことを仕事にしたとしても、やりたくないこと、面倒なことをやらなければいけない場面はあります。

その時に、「やるべきことはやる」習慣は大切です。

2つ目は、基礎学力の定着。

中学生、高校生で、やりたいことが、明確に決まっている人は少ないはずです。将来、「◯◯がやりたいな〜」と思った時に、それに必要な基礎学力がないことで、諦めなくてはならなくなったら、とっても残念。

だから、やりたいことが見つかった時に、どんな選択でもできるように、すべての基礎学力をつけておくことは必要です。

自分の人生の選択肢を増やすためにも、勉強が必要なのです。

そして、3つ目は、目標を達成するためのトレーニング。

テストでは、必ず、点数や順位という目に見える評価が得られます。

自分なりに、目標を立てて、そこに向かうための行動プランを決めて、実行する、思ったように進まなかったり、いい結果が出なかったら、次は違う方法を試してみる・・・つまり、PDCAの練習です。

だから、決して、誰もが100点、1位を目指す必要はなく、80点、50位であっても、50点、100位であっても、構いません。

自分なりの目標を立てて、成果を出すトレーニング・・・社会人になってからも、必要な力ですよね。

また、目標が達成された時には、小さな成功体験を積み重ねることができます。この成功体験の積み重ねは、子どもたちの自己肯定感(自信)を育むことになります。

これらが、私が考える「子どもたちが勉強するべき理由」です。

これが正解というわけではありませんし、いろいろな考え方があって、当然です。

ただ、お父さん、お母さん、先生自身が「子どもたちが勉強するべき理由」を考えることで、どんな言葉をかけたらいいのか、譲れないことは何か、任せることは何か・・・が分かります。

「勉強しなさい!!」と言わないほうがいいのかもしれないけれど、親、先生の立場では、なかなか難しいですよね。

しかし、自分なりの「子どもが勉強すべき理由」をもつことで、どんな時でも迷わず、言葉がけ、指導に一貫性をもたせることができるのではないでしょうか?

 

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