いい会社に就職してほしいお父さん、お母さんへ

83837d1775b5e8102dad3c7f0ea3a0f8_s

いい会社に就職してほしい!

リクルートスーツに身をつつむ学生さんたちの姿を目にするたびに、「がんばれ〜!!」と、心の中で大きなエールを送っています。

就活生を持つお父様、お母様向けの講演会でお話させていただく機会があり、私自身も親として、考えさせられることがいっぱいありました。

親なら「いい会社に就職してほしい」と考えるのは当然でしょう。

しかし、「いい会社」ってどんなところでしょうか?

大企業?

有名な会社?

給料が高い会社?

休みがとれる会社?

福利厚生がしっかりした会社?

雰囲気のいい会社?

やりたいことができそうな会社?

今や、大企業、有名企業だから安心ということはありませんし、どんな会社でも、入社してから分かるということも多いはずです。

「七五三」の離職率

厚生労働省が発表した「若者雇用関連データ」によると、若者の卒業後の離職率は「七五三」であるといいます。つまり、中学、高校、大学の卒業後、3年以内に離職する割合は、それぞれ約7割・5割・3割。つまり、若者の離職率は「七五三」の割合となっていて、とても厳しい状況です。

もちろん、今の時代、絶対、終身雇用でなければいけないという考え方は古いかもしれません。

ステップアップのために転職をすることもあるかもしれません。しかし、それは、自分自身の成長のためであり、また、さらに、自分の力を社会で生かすためであって、決して、「こんなはずじゃなかった・・・」という思いからではないはずです。

「こんなはずじゃなかった・・・」で、すぐに辞めてしまうのは、就職するまでに「自分の人生」について考えていなかったことが原因ではないでしょうか。

企業に、いい人間関係の中で働かせてもらうことを待っている、やりたいことをやらせてもらうのを待っている、やりがいを感じさせてもらえるのを待っている・・・という姿勢では、「辞めたい」と思うのも当然かもしれません。

もともと「いい会社」というのは存在しないのでは?

会社が「いい会社」になってくれるのを期待するのではなくて、そんな「いい会社」を作っていくのは、自分たちだと考えられることが大切ですね。

親ができることは・・・

就職する年齢だから、自分できちんと考えて、自分できちんと選択して、自分できちんと就職してほしいと思います。

しかし、高校生であっても、大学生であっても、想像以上に知らないことが多いのが現状です。

だからこそ、親のサポートが必要だと感じています。それは、実際に何かをやってあげるということではなく、考え方のサポートです。

就活生は、就職試験のために、マニュアル本を読破し、自己PRや志望動機を作り込み、一生懸命、覚えようとします。

しかし、実際は、面接で見られるのは、「面接のその瞬間」ではなく、「今までの生き方」「その人の考え方」がチェックされます。

長い間、1番近くにいるお父さん、お母さんにしか、伝えられないことがあるはずです。

親として、社会のしくみ、会社のしくみを教え、そこで、どんな働き方、生き方をしたら、幸せを感じられるのかを考えさせ、自分で決めたことに覚悟をもつことの大切さに気づかせることが大切ではないでしょうか。

就活生、人事担当者、社員教育担当者、先生たちと接する中で、親として、改めて、感じたことです。

 

社員研修・教育講演・セミナーのお問い合わせは・・・ お問合せ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

ページ上部へ戻る
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。