今どきの若いもんは・・・がやる気を下げる!?

うちの社員は・・・と嘆いていませんか?

言われたことしかできない、言っても通じない、やる気がない、・・・なんて、嘆いていませんか?

特に、若い世代に対しては、「今どきの若い人は・・・」「ゆとり世代は・・・」という声を聞くことも多々あります。

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たしかに、そんな言葉を発したくなる状況があることは、理解できます。

しかし、実は、その気持ちが、社員の能力、やる気を下げているかもしれません!!

ピグマリオン効果

アメリカの教育心理学者ロバート・ローゼンタールが提唱したピグマリオン効果は、「人は、期待されたとおりの成果を出す傾向がある」というもので、「教師期待効果」と呼ばれることもあります。

どのような実験が行われたかというと・・・

カリフォルニアの小学校で、ハーバード式突発性学習能力予測テストを「今後、数ヶ月の間に、成績が伸びてくる児童を割り出すための検査」として、ごく普通の知能テストを行ないました。

しかし、実は、その検査には何の意味もなく、実験施行者は、検査の結果と関係なく無作為に選ばれた児童の名簿を、担任の先生に見せて、「この名簿に記載されている児童が、今後数ヶ月の間に成績が伸びる子供でした。」と伝えました。

その後、その子どもたちは、どう変化したと思いますか?

なんと!!名簿の児童の成績が上がっていたのです。

無作為に選ばれた児童だったのに・・・です。

報告論文のでは、成績が向上した原因として、学級担任が名簿の児童に対して、期待のこもった眼差しを向けたこと、さらに、子供達も期待されていることを意識するため、成績が向上したといったことが述べられています。

自己肯定感の育てかた

ピグマリオン効果には、賛否両論あり、必ずしも、そのような結果がでるわけではないという批判もあります。

しかし、私たちは、相手に対して、ポジティブな期待感をもつと、意識的ではないにせよ、言葉、態度、眼差し・・・等がかわるはずです。

それらはすべて、相手に伝わります。

どんな言葉、態度、眼差しをかけられるかは、自己肯定感(自分ならできる、自分なら大丈夫と思う気持ち)を育てるか否かに影響します。

自己肯定感は、自ら考え、積極的に行動するために、必要不可欠なものです。

過剰な期待はプレッシャーになてしまいますが、適切に上司から、先生から、親から、目をかけてもらい、周囲からも関心を持ってもらうことで、自己肯定感が育ち、成果をあげることができると考えます。

ローゼンタールは「人は常に相手の期待に対し最も敏感に反応する」と言っています。

部下を信頼すること=部下が成長すること

うちの社員は・・・、今どきの若いもんは・・・と一括りに考えず、ひとりひとりの良い面を見て、信頼し、成長を期待することが、人材育成の第1歩ではないでしょうか?

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