アメとムチ教育の落とし穴

アメとムチは効果的?

部下に対して、子どもに対して、相手のやる気をあげようと、少なからず、アメとムチを使ったことがあるのではないでしょうか?

「◯◯しなさい、そうすれば△△してあげる」

「◯◯しなさい、さもないと××になるよ」

企業でいえば、契約をとったら、ボーナスがでるや、目標を達成しなかったら、降格・・・

子どもに対してなら、静かにしていたら、お菓子買ってあげるや、成績が下がったら、ゲームを取り上げるとか・・・

上記のアメとムチ、効果はいかがでしたか?

アメとムチ(賞罰)は、短期的には効果を発揮すると感じています。賞罰を提示された時には、一時的にモチベーションがあがります。

というのも、賞が欲しいという欲求が生じますし、罰を受けたくないという欲求も生じます。

しかし、それは、長く続かないのが現状です。

 

アメ(賞)の落とし穴

私たちの脳の特性として・・・

①自分で決めたことに、能力を発揮する。

②成長したいという本能がある

「◯◯しなさい。そうすれば、△△してあげる」と提示された場合

①の自分で決めたことに反します。自分ではない誰かから、◯◯することを強制されたことになりますので、私たちの脳は、能力を発揮することができません。

②の成長したい気持ちにも反することになります。というのも、私たちの脳は、行動するのは、成長のためではなく、△△を求めての行動と認識するので、力を存分に発揮してくれません。

更には、脳は、アメ(賞)を与えられることが続くと、それに慣れてしまい、それをアメ(賞)と感じなくなります。

つまり、ずっと、賞を与え続けなければならないうえに、どんどん大きくしていかなければならないのです。よって、永遠に、ボーナスの額を増やし続けられる場合は、成果をあげるために、アメ(賞)も効果的かもしれませんが、通常は、無理ですよね。

ムチ(罰)の落とし穴

私たちの脳の特性として、危険回避欲求があります。脳は、1番根本の欲求かもしれません。

「◯◯しなさい、さもないと××になる」と提示された場合、脳の特性によって、××を回避しようと、行動します。1番根本の欲求なので、エネルギーは強いものがあるでしょう。

お!

・・・ということは、ムチ(罰)は効くというのは、早合点です。

まず、アメ(賞)の場合と同じで、自分で決めたことではないので、能力を最大に発揮することはできません。

また、危険を回避するために行動した場合は、そこまでです。ムチ(罰)を受けないために、行動するのですから、それ以上を目指そうとはしません。

よって、自ら考え、行動する人を育てたいと思った場合には、ムチ(罰)は効かないということです。

 

短期決戦の時に、うまく使いましょう!

とはいえ、アメとムチ(賞罰)は、短期的に考えれば、効果を発揮します。

ここ1番に力を発揮しなければならない時には、上手にアメとムチ(賞罰)を使うのは、成果をあげることに繋がるはずです。

ただ、常用すると、慣れてしまい、効果が薄れてしまいますので、ここぞの場面で、単発で!!(笑)

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